〜 幼稚園での活用事例 〜


・・年間を通してプロジェクト・ワイルドを行い、「自然や生命の大切さ」を伝えます・・

【北海道小樽市 桂岡幼稚園 : 二杉寿志さん】


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幼稚園で設けている自然林「ちびっこ大将の国」で、より多くの自然体験をさせたいと環境教育授業(森の幼稚園)を年間通して、プロジェクト・ワイルドのアクティビティをそのときのテーマにあわせて実施しています。 雪国ならではの雪の中で「ジャングルゲーム」は、みんなでウサギになってもらって行いましたが、スキーウェアの色はやっぱり映えます。園児にウサギは冬に何色になるの?聞くと、「しろ〜♪」と言う答えに用意していたシーツを配布。
今度は周囲の雪に溶け込んで環境に適応しました。 その他にも「くじらのしっぽ(大きさ)」「いろいろいっぱい、色いっぱい(色)」「どこもかしこも野生生物(生物)」「教室の環境収容力(環境)」「釣針と魚道(鮭)」などの他にも多くのアクティビティを年間通して行うことにより、深い内容のものを実施できます。
園児たちは、自由遊びの時間は広場で遊んでいたのが、自然の中に入るようになり、自分たちと同じようにいろんな生き物が一緒に生きていること、いろんな所に生物がいて、みんなのそばにもいること。園内に入ってくる虫とも挨拶ができるようになり「虫さんが遊びにきたよ。」と教えてくれます。 現在は年中と年少でも授業があり、園児たちはより多く自然に触れる機会が増えたようです。

 〜 小学校での活用事例 〜


・・浜松市環境企画課「出前講座」、プロジェクト・ワイルドの体験から野生生物と環境を考える・・

【静岡県 浜松市内内の小学校3〜6年生 : 石黒のぶ子さん】


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浜松市環境企画課が実施している「環境出前講座」(市内小学校の依頼に応じて、総合学習の時間に環境に関するプログラムを提供する)のメニューにプロジェクト・ワイルドのアクティビティ「オー!ディア!」と「死のつながり」を加えていただいています。昨年度は10校、延べ人数375人の児童に体験指導を行いました。 導入には「野生ってなんだろう」を用いました。
「野生と聞いて思い浮かべる生き物」を挙げてもらうと、すずめ・かまきり・猫・バッファロー・・・のっぺらぼう???大好きな生き物の名前を挙げる子もいれば受けを狙う子もいて、クラスの仲間の多様性が垣間見えます。 ここでプロジェクト・ワイルドの野生生物の定義を説明し、あがった動物たちを家畜と野生に分類し場を活気づけてから本アクティビティに入りました。 「オー! ディア!」では自然界のバランス「死のつながり」では食物連鎖から環境負荷。どちらも環境に対する人間の係わりを考え、環境に負荷をかけるのが人間=自分であるならば、それを改善するために自分はどんなことができるのだろう?どんな小さなことでもよいので具体的に行動につなげられることを考え発表する、までを指導しました。野生生物に対する気遣い配慮、子どもの自分たちでもできることがたくさんあると気づいてもらえたと思います。

〜 中学校での活用事例 〜


・・プロジェクト・ワイルドを使った理科の授業から、地域の自然環境を考える・・

【北海道 滝上町立滝上中学校 3年生 : 冨岡光太郎さん】

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滝上町はオホーツク海に流れる渚滑川上流部の町。流域には豊かな森が広がり、エゾシカやヒグマも生息しています。 滝上中学校ではこの自然環境を生かし、校舎裏を流れる渚滑川での水生昆虫の調査や、周辺の森や湿原での自然観察、雪の上に残されたエゾシカなどの動物達の足跡の追跡などといった野外活動を理科の学習に取り入れています。 また、これらの活動の成果を深めるため、3年生では、地域合うようアレンジした「みんなのトンボ池」、「オー・ディア!」を取り入れた理科の授業を行っています。
「みんなのトンボ池」では生徒の各グループが自然い優しい土地利用を計画し、自分たちの町の様子を発表し、各グループで意見を交換します。そこから人間の生活と自然とのかかわりを学習し、自分たちが住んでいる地域の問題についても知る手段となっています。また、冬期に森の木々を食する数十頭のエゾシカを校舎から眺め、生物間の釣り合いを簡単に体験できる「オー・ディア!」と、過去から現在への道内のエゾシカ生息数の推移のグラフから、現在の北海道の森の生物層は豊かなのか?エゾシカの生息数は適切なのだろうか?という疑問を持つことができました。 また、室内でのこれらのアクティビティの体験により、野外での自然観察においての着眼点にも変化が生まれ、豊かな自然環境を守っていくにはどうするべきかといった考えを生み出すきっかけとなっています。

〜 高等学校での活用事例 〜


・・環境科学実習の授業で採用、技術者(人)育成の基本として成果をあげています!・・

【兵庫県立姫路工業高等学校 3年生 : 東矢憲了さん】

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「へえ〜。なるほど、そうなのか!」「考えさせられた…」
「単なる技術や知識の学習だけじゃいけないな…」
「これから何かをしなくちゃ…」 とPWのアクティビティを体験し終えた生徒たちの声が返ってきます。 この日は『環境化学実習』の1単元として4時間続きの授業を10人単位で実施しました。 はじめこそ、"授業"だということで硬い表情だった生徒たち。
しかし環境への理解とともに、感性の扉を開く位置づけとして『水の翼』をアレンジして実施。心も落ち着き、柔らかい表情になって教室の外へ。 さて何が始まるのか…と期待半分、不安半分になりながら、『つながり発見!生息地』を体験すると、感性のボルテージがあがりはじめます。 そのまま校庭で『教室の環境収容力』、『瞬間冷凍動物』『死のつながり』を体験。 ここでそれぞれ"気づき"を重視した「振り返り」に時間をかけ、目的とその理解を図ります。その後教室へ戻り、『人と野生生物のための計画づくり』で人と自然の調和、共生、より良い環境社会とは…などを各自が考え、またグループで計画をまとめる協同作業を通じて、これまで専門教育で得た知識と、PWの視点とを融合させて環境計画づくりを実施、これを発表し合い、認め合いながら討議、評価し、テーチバック後、授業を終えました。 この時の生徒たちの感想が冒頭の部分です。
このように「生態系の概念」から「環境計画立案」までを体験し、気づきからさまざまな価値観の理解、さらに責任ある行動へと、学び、考え、実践する力を養う、技術者(人)としての基本的な素養の涵養にPWを活用、成果をあげています。

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